- 世界のSDGs達成度ランキング
SDGsの世界達成率はどうなっているでしょうか?
世界中で地球を、環境を、人々の未来を良くしようと行われているSDGs。
2019年、1位はデンマーク、日本は15位でした。先進国として様々な対策と各企業が一生懸命対策を行っていても上位とは言えない結果です。2017年に11位だったものの以降は下落しています。
デンマークに学ぶSDGs

©デンマーク大使館
意識の高いデンマークの試み
デンマークの試みを見ると、特に衣食住に関して深く考え実行している姿が見えてきます。例えば人々が住む住居の廃材。
日本では住居のリサイクルを提示している住宅メーカーもあり、少しずつPR活動も進んでいるものの実情はまだ微々たるものです。
デンマークでは建築資材情報ツールRecovering Giantsを活用し、設計段階から建材が廃材となった時にリサイクルをスムーズに行い災害時大量の廃材が出てしまってもスムーズに復興に活かせるよう、住宅建材についてのアイディアと今後の実行について考えています。
住宅に関して非常に進んだ日本でこうした取り組みが進まないのは世界でも同じ傾向がありますが、デザイン重視となっており、新品の完成時の見た目を重視しなければ住宅メーカーが乱立する中で消費者に受け入れられにくいという現状も影響しているようです。
しかしながらエコ住宅が受け入れられている中、住宅が必要で無くなった時、万が一の災害時、住まなくなった時に住宅を解体する時は必ず来るという事も販売時に提示する必要があり寧ろ、そうした事を公表する事が人々の関心を得られる可能性もあり、住宅を解体する時にもエコ対応、リサイクルする事が可能であるというアピールはマイナスにならない時代に来ているようにも思われます。
日本でも住宅を建設する段階から解体時のリサイクルに関して進んだ議論、公開、実行が求められています。
サステナブル・フードの普及

日本が最も努力出来る分野!?
日本は非常に食の意識の高い国です。世界を見渡しても日本食は常に注目され再認識され現在世界中で人気になっています。我々日本人はマグロ、鯨等拘って食べてきた歴史もあります。
SDGsで1位となったデンマークではサステナブル・フードに対する意識が国民一人一人のレベルまで浸透しようとしています。対して日本ではサステナブル・フードという言葉でさえもメディアで目にする機会はほとんどありません。これが実態です。
サステナブル・フードとは絶滅危機にあるような食材、乱獲や集中した収穫によって数が減ってきた魚等を避けた食の事で、例えばウナギが品薄になっていたらウナギを食べる必要は無くそれ以外を食べようという簡単な事です。
日本では、マグロが食べたいと思えばお金を払えば食べられ、数が減ってきたウナギが食べたいと思えば土用の日だからとこぞって口にします。こうした文化の中でサステナブル・フードだと提示しても簡単に受け入れられませんね。
しかしこうした例のような文化があっても意識して特定の絶滅的食材を避ける事が出来れば、地球環境は保護出来ると考え、実行しているのがデンマークと言えます。厳しい課題ですがこうした差が順位となって表れています。
お寿司のネタでも貢献可能
私達がサステナブル・フードでSDGsに貢献するのは難しくなく、例えば回転寿司屋さんに家族で出かける時、友人と出掛ける時に、サステナブル・フードについて少し語り合うだけで情報が共有出来る事でしょう。例えば天然マグロがネタとして表示される、貴重なウナギ等が表示されていたらそれを避けてみる。
安定供給されている卵類や他の豊富な漁獲高を誇り、絶滅の危機にないネタが他に沢山あるので、そうしたものを選んでいく事で個人レベルで積み重なっていきます。
日頃の意識の持ち方、実行力が差になって表れてくるでしょう。
デンマーク国全体の意識と日本

日本でSDGsを広めるにはどうすればいい?
デンマークを旅行したり、視察した人々が口を揃えるのが、政府から国民までしっかりとSDGsが浸透している事。様々なSDGsに関連する事柄を政府レベルで支援しているのです。勿論それは国民レベルの意識があってのもので国全体が共有しています。
食についての意識、食から出たゴミを再利用する意識など、日常生活に関わる中での事から住居の建材の再利用に至るまで、意識が非常に高いというのです。
SDGsにまつわるツアーを見れば高齢者の参加が非常に多く、かといって若年層の意識が低いかというとそうではなく、寧ろ若年層はもっと高くなっています。
日本では高齢者の方々が地球環境について熱く語っているかというと、現状はそうではありませんし、若い世代もまだまだ浸透していません。
有名コーヒーメーカーがストローを廃止したり、コンビニがビニール袋を廃止という事は自然環境、資源保護、リサイクルに関係するSDGsに関連する事ですが、こうした自分達の身の回りで起こる興味のある事は認識しているものですがそれ以上の意識はまだ薄いようです。
デンマークではこうした事が無く高齢者も若年者も常に意識が高く、環境に関して広い視野で考えています。身の回りの人間同士で考えずに地球規模で考えています。
近所同士で争う事無く、人類が皆兄弟という広い視野があり、そうした考え方が幸福度ランキングでも上位に繋がっているのかもしれません。SDGsはこうした広い視野で、地球全体で一つの人類、一つの考え方をもって臨むものです。日本でもこうした意識を持ちSDGs貢献上位に入るように努力したいものです。
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