CTime-SDGs部 活動 SDGs企業団体の取り組み事例

ジャパンSDGsアワード受賞企業/日本フードエコロジーセンター

©日本フードエコロジーセンター 

 

第一回ジャパンSDGsアワード入賞

ジャパンSDGsアワード受賞企業の中で非常に高評価を得た日本フードエコロジーセンターさん。

優れたSDGsへの取り組み、どういう試みをして結果を残し、評価されたのでしょうか。

どういう問題があり、そうした問題をどう解決しているのでしょう。

 

食品加工現場の廃棄問題

©日本フードエコロジーセンター

日本フードエコロジーセンターさんでは食品を扱うお店から出る生ごみ、飲食店から出る有機ゴミを回収してリサイクルする業務を行っています。

食品加工を行う現場では食品加工に伴って細心の注意を払ってもいくらかのロスが出てきます。飲食店でも無駄のないように加工しても生ごみが発生してしまいます。昨今飲食店での破棄問題は大きくなり、お客さんが残したもの、大量注文したものが捨てられたり、コンビニでは賞味期限が切れると破棄する問題等大きく取り上げられ、人々の間でも問題だと認識するようになってきています。

ゴミ処理会社はこうしたものを同再利用するのか、再利用出来ない場合は如何に害を少なく処理するかが地球環境、食糧問題に貢献出来るかを左右します。

画期的「リキッド発酵飼料」

最もSDGsアワードで評価された要因として、日本フードエコロジーセンターさんが開発し実行している試みにリキッド発酵飼料があります。この試みは食品から出るゴミを独自技術によって再加工し、飼料をしてリサイクルする試みです。

しかもこの飼料が高度な技術を使い発酵させている事もあって、それを使う畜産企業から高く評価される高品質なものとなっており、単なる食品のリサイクルではなく、品質の良い新たな製品へと変化させて付加価値をつけている点も大きなものです。

飼料の品質が高ければ、畜産業を営む他の企業の生産性も畜産品質も向上し、リサイクルと同時に品質向上にも貢献出来ます。

更に、この発酵飼料を製造する段階で障がい者の出来る仕事を見つけ、積極的に障がい者の雇用に力を入れています。こうした一つのエコ活動に対して複数のSDGs対応がある点が素晴らしい所です。どのようにこの商品を製造しているのでしょうか。

 

リキッド発酵飼料製造

©日本フードエコロジーセンター

第一段階である仕分け作業。ここでは障がい者の方が大活躍しています。この仕分けをしっかりしないと混在物が品質を邪魔する事から、行程の中でも最初の大事な部分となっており、適当な仕事は許されず責任のある大事な仕事を任せています。

こうする事でやりがいにも繋がり、責任を持って仕事をする事ができ、障がい者の方も日々の業務に自信を持って参加出来ます。

実際こうした工程を任せていても問題はほとんどなく、しっかり仕事をこなしてくれているようです。理想的ですね。

 

仕分け後本格的加工へ

©日本フードエコロジーセンター

 

最適な方法でゴミ収集

飲食店等から回収をする場合安定した回収体制が不可欠です。長期放置した状態の悪いゴミではなく出来るだけ良い状態で回収し、どこから出たゴミなのかまで管理出来れば尚良いですが、専用の保冷庫を使って回収するなど加工前の段階で管理しています。こうした事で加工後の品質にも影響していると言えます。

ごみを回収した後は選別、異物混入の確認をして加工に入ります。搬入前から心使いが行き渡っているのには驚きますね。

 

高度な技術でリサイクル加工

©日本フードエコロジーセンター

 

確かな技術がバックアップ

日本フードエコロジーセンターさんが評価された背景には、再加工をして製造する飼料の質の高さも大きな要因でした。粉砕から発酵迄の工程の隅々には自社技術が詰め込まれており、一般に販売されている飼料より優れた内容と評される程です。

発酵処理部分が特に素晴らしい結果をもたらしているようです。

単にリサイクルするだけでなく品質を高くしようとする姿勢にも、企業としてのプライドを感じてしまいます。

 

完成後も魅力が多い発酵飼料

©日本フードエコロジーセンター

発酵飼料で品質が高ければ多くの畜産業の人々が使いたいもの。

現存の飼料は既に多く販売されており競争もあります。しかし、高品質でありながら価格競争力をしっかり提示。一般的な飼料価格より大幅な価格の安さを実現しています。品質が高く価格が安いとなると人気になるのは当然です。

安全性・サポートを保証している

リサイクル品に限らず畜産を営む人々にとって、安全性は最も気にしている部分です。万が一何らかの害があれば自社の肉に影響が出ることとなり消費者からの信頼に響きます。風評被害によって多くの農家・畜産が被害を受ける時代です。こうした問題は絶対に無視出来ないものです。

こうした安全性に関しては、コンピューターによる数値化成分管理、殺菌技術による安全性確保等で完全対応しています。

更に販売時、販売後には専属獣医によるアドバイスまで実施しており、単なる飼料の製造販売に留まらず飼育・販売に至るまで自分達に出来る事があれば協力するという姿勢が見られます。

 

パートナーシップの実現

©日本フードエコロジーセンター

 

最も求められているパートナーシップ

現在多くの企業・団体がSDGsに参加していますが、政府も含め最も推進したい部分としてパートナシップです。

企業同士、団体同士、個人と企業など連携してSDGsに取り組む事で、各種違った分野の人々が刺激され、協力出来る部分で協力し、全体がうまく回っていくという事。

日本フードエコロジーセンターさんでは、畜産農家、その肉を販売するスーパー、畜産を学ぶ畜産学校の生徒に至るまで連携し、自社の製造する発酵飼料を通じて連携を惜しんでいません。相乗効果で飼料を囲むすべての人々がSDGsに意識を持って行動を起こしています。こうした総合的な活動、実績が
アワードの入賞に繋がったものと考えられます。素晴らしい活動ですね。今後とも期待しています。

 

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